本文へスキップ

PICKUP 直近30日からランダム

JAFのレッカー車を間近で見られる!「はたらくくるまinトリアス2026」にJAF福岡支部が出展 【Amazonプライム感謝祭】秋のドライブ&洗車シーズンに使えるカー用品が最大44%OFF!先行セールの対象ラインアップを発表 ソコカラ、スリランカの自動車輸入業者団体「VIAL」のイベントのメインスポンサーに就任。コロンボで開催された年次総会に参加 国交省デジタルアドバイザーの粟井勇貴弁護士が登壇、企業の安全運転管理を解説する無料ウェビナーを11月9日に開催 佐賀県・佐賀市・佐賀バルーナーズ・B.LEAGUEが登壇「アリーナから、まちへ。~B.LEAGUEに学ぶ、アリーナを起点としたまちづくり~」 ダイハツ一筋43年の元エンジニア・藤下修が語る「学び車遍歴」 2代目コペンとムーヴ キャンバス誕生の舞台裏とは NEXCO東日本・千曲市の「高速道路で行こう!千曲市よってこスタンプラリー」にデジタルスタンプラリーシステムを提供 三菱の新型「パジェロ」にヤマハブランドオーディオ 「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」がアセアン市場初導入
中古車買取相場、9月は約104万円にわずかに上昇 上半期の中古車輸出は過去5年間で最高水準を更新、「査定額の二極化」が進行

中古車買取相場、9月は約104万円にわずかに上昇 上半期の中古車輸出は過去5年間で最高水準を更新、「査定額の二極化」が進行

webmaster

株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社である株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区)は、運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取」で「中古車買取相場推移レポート(2026年10月版)」をまとめました。レポートでは、9月の買取相場の動きと過去2〜5年の買取相場をもとに、10月以降の車買取相場を予測しています。

中古車買取相場、9月は約104万円にわずかに上昇 上半期の中古車輸出は過去5年間で最高水準を更新、「査定額の二極化」が進行

9月の買取相場は約104万円、高値圏での推移が続く

車選びドットコムが独自に集めたデータでは、2026年9月の中古車買取相場は約104万円でした。前月の約103万円からわずかに上がり、高値圏で推移しています。グラフの予測値は過去4年間の平均的な傾向から算出したもので、相場は10月にピークを迎え、11月以降は下落に転じる見通しです。中古車輸出が好調だった昨年も、水準は異なるものの9月から12月にかけて徐々に下がっています。海外の年式ルールや季節要因も昨年と同様に影響すると見込まれるため、今年も昨年と似た推移になる可能性があるとしています。なお、予測値は参考値であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

年末が近づくこれからの時期は、輸出先で設けられている「製造から3年以内、5年以内」などの年式ルールの期限が迫ります。そのため買い付けが集中し、価格が変動しやすくなるとみられています。国内市場では、年をまたぐと走行距離が増えていなくても「暦の上で1年古い車(年落ち)」として扱われ、車両価値が一気に数万円〜十数万円目減りすることがあります。

レポートでは、相場は全体として春先まで高値圏で推移すると見込んでいます。ただし年末年始は中古車市場の取引自体が一時的に止まり、年落ちも発生します。そのため、年内で高く売りやすいのは11月までになりそうだとしています。

中古車買取相場、9月は約104万円にわずかに上昇 上半期の中古車輸出は過去5年間で最高水準を更新、「査定額の二極化」が進行

海外需要が高値安定の相場を支える一方、広がる「査定額の二極化」

財務省の貿易統計をもとにした集計によると、2026年上半期の中古車輸出台数は約85万6000台でした。前年同期を3万台以上上回り、上半期として過去5年間で最高水準を更新しています。また、USSオートオークションの成約車両単価は2026年4〜9月の毎月で120万円を超え、高い水準を保っています。こうした状況を受けて現在の買取相場は高値で安定していますが、車種やタイプによって査定額に差が生まれる「査定額の二極化」が進んでいます。

中古車の買取価格は、基本的に「欲しい人がどれだけいるか」と「市場にどれだけ流通しているか」で決まります。SUVやミニバン、燃費性能に優れたハイブリッド車などは、実用性や経済性を重視するユーザーの需要が集まりやすい傾向にあります。中古車販売店にとっても再販しやすいため、積極的な査定額を提示できる場合があります。反対に、需要が限られる車種や、似た中古車が大量に流通している車種は販売店同士の仕入れ競争が起こりにくく、高額査定につながらないこともあります。さらに、品質や耐久性の評価が高い日本の中古車は円安を背景に輸出需要が強く、国内での販売価格だけでなく輸出先での需要も査定額に影響します。

査定額が落ちにくい商用バン・本格クロカン、落ち着きを見せる高級ミニバン

トヨタ・ハイエースや日産・キャラバンといった商用バン、小型トラック、そしてランドクルーザーやジムニーといった本格クロカンSUVは、走行距離が10万〜20万キロを超える個体でも査定額が落ちにくい傾向にあり、強い相場が続いています。パーツ需要や海外での実用需要が底値を支えているためです。

一方、アルファードなどの高級ミニバンや一部の高級SUVは、輸出先の規制や関税、輸送コストなどの影響を受けやすい車種です。新車の納期が正常化したことで過熱感が和らぎ、相場は落ち着きを見せています。国内需要と海外需要の両方を取り込める車種ほど買取価格が底堅くなりやすく、これが査定額の二極化につながっています。

レポートは、先行き不透明な世界情勢にも注意を促しています。上期の輸出を後押しした円安はやや後退しています。加えて、ホルムズ海峡に代わる中東諸国へのルートと目されていたバブ・エル・マンデブ海峡の政情不安や、エルニーニョ現象によるパナマ運河の通行数制限もあります。これらが下期の中古車輸出に影響を及ぼせば、国内の買取価格も少なからず影響を受けることになるとしています。

ボディタイプ別買取ランキング、国産車は4位と5位が入れ替わり

2026年10月19日時点で集計した、車選びドットコムのボディタイプ別中古車買取ランキングも公開されています。ランキングはオークション相場や自社統計データを基に算出した独自データで、詳細数値は非公開です。国産車では、1位の軽自動車から3位のコンパクト/ハッチバックまでが前月と同じ順位でした。4位と5位はセダン/ハードトップとSUV/クロカンが入れ替わっています。セダンの根強さを支えているのは、トヨタの2大巨頭であるプリウスとクラウンです。

  • 1位:軽自動車(29.7%、前月からの変動率-0.1%)
  • 2位:ミニバン/ワンボックス(18.0%、前月からの変動率-3.3%)
  • 3位:コンパクト/ハッチバック(16.9%、前月からの変動率-1.3%)
  • 4位:SUV/クロカン(8.5%、前月からの変動率+1.6%)
  • 5位:セダン/ハードトップ(7.6%、前月からの変動率+0.5%)

輸入車では、前月1位のコンパクト/ハッチバックが首位を維持しました。前月2位のセダン/ハードトップと3位のSUV/クロカン、前月4位のステーションワゴンと5位のクーペが、それぞれ順位を入れ替えています。

  • 1位:コンパクト/ハッチバック(23.5%、前月からの変動率2.2%)
  • 2位:SUV/クロカン(22.8%、前月からの変動率+1.1%)
  • 3位:セダン/ハードトップ(22.3%、前月からの変動率-0.0%)
  • 4位:クーペ(9.3%、前月からの変動率+2.1%)
  • 5位:ステーションワゴン(7.1%、前月からの変動率-0.4%)

出典:株式会社ファブリカホールディングス